赤本〈1938~1941〉

―内務省児童読物統制・佐伯郁郎とその朋友 ―

是澤博昭

児童の文化統制から
軍国少年少女を育成する少国民文化協会。
推進した内務省官吏、児童文学者・心理学者、
教育者たちを支えた民意とは何か――

「子供のため」に学校教育をこえて
軍国少年少女を国家的に創り出すシステムを構築する
児童文化関係者の行動に迫る。

目次:

目次:
序 章 「子供のため」の統制 ―善意からの出発
第1章 佐伯郁郎と児童文化統制―詩人と内務省官吏の間
第2章 赤本絵本(漫画)の横行―「指示要綱」のはじまり
第3章 統制の拡大―赤本から大衆児童文学へ
第4章 官民共同の統制―幻想の共有
第5章 統制の確立―発禁・推薦図書から少国民文化協会へ
終 章 「子供のため」という言説の行方―内務省属・佐伯郁郎とその朋友
年表「児童読物改善ニ関スル指示要綱」の通達・1937~1941
註/引用・参考文献/人名・事項索引

46判・上製・全416頁 本体3800円+税 
2023年11月刊行 ISBN978-4-86686-033-6 C3037