「学び合う教室文化」をすべての教室に

―子どもたちと共に創る教室文化―

古屋 和久

協同的な探究の創造へ

30年近く公立小中学校で教師をしてきた著者が
思い描いてきた教室文化のビジョン、
「学び合う教室文化」の育て方を紹介。

困っている仲間がいれば、一緒に寄り添い、
自分一人で解決できない問題に直面した時には、
仲間と一緒に解決する――

子どもたちが〈ひと〉と交わり、
「支え合い」「高め合う」関係を醸成する、
「学び合う教室文化」とは何か。

「意欲的に学ぶ」「いじめを生まない」など、
教育現場のさまざまな課題や、
今日子どもたちに求められている課題にも向き合い、
子どもたちの「協同的な探究」を創造するための教育実践書。


教室文化のビジョン、「学び合う教室文化」とは何か

第1章
話の「聴き方」を育てる

第2章
グループの「学び合い」をどう育てるか
―グループになって何を学ばせるのか―

第3章
「学び合う教室文化」を支える実践
―教室の日常的な実践から―

第4章
子どもたちと共に創る教室文化
―消費者から生産者へ―

あとがき
「学び合う教室文化」づくりに取り組む実践者として

 

46判・並製・全192頁、本体1600円+税
2018年9月刊行
ISBN978-4-86686-003-9 C3037