―愛馬心の涵養、馬匹改良の捷径は競馬にあり ―
競馬の社会史2巻
立川健治
〈日清戦争→北清事変→日露戦争〉
作戦遂行に大きな支障を来たした内国産の馬匹
政府が保証してまで何故、馬券発売を必要としたのか!?
詳らかにされる明治39(1906)年から明治43(1910)年。
初めて明かされる馬券黙許の実態。
「競馬の社会史」シリーズ待望の2巻登場!
競馬の社会史 別巻・1
地方競馬の戦後史:始まりは闇・富山を中心に
目次:
1 東京競馬会の設立
2 明治三七年四月七日の勅諚から馬政局の設置
3 黙許競馬のはじまり―明治三九年日本レース倶楽部、函館競馬会、
東京競馬会第一回開催、静岡の馬券黙許
4 東京競馬会第一回開催を受けて、ガラの禁止
5 台湾彩票
6 各競馬会の設立
7 明治四〇年秋のシーズン、馬券熱の高まり
8 諭達、馬券売買継続へ
A5判・上製、全1046頁 本体10000円+税
2024年12月刊行 ISBN978-4-86686-038-1 C3036